Fri., Aug 7th, 2020
東京QOLカウンセラーカレッジ オンラインde中級コース。
本日はⅡ-⑤人間の尊厳に気付く前半の講座を。
『尊厳』と聞くと、「尊厳死」を思い起こされる方が多いかと思いますが、日常の中でも大切にするべき「尊厳」で溢れています。
自分に対して執拗に、理不尽に、不愉快に、貶めるような言動を赦さないことも含まれます。
自分で自分を大切にすることは、すべての良好な人間関係において必須です。
自分に失礼なことをする人を容易に赦してはいけないのです。
与えられた命を大切に、大切に、しましょう。
わたしたちは、自分の目も耳も手も爪も髪の毛も、心臓も肝臓も腎臓も血管も血液も脳も足も腰もお尻も・・・何一つ、自分で創ったものではなく、与えられたもので出来ています。
与えられたことに敬意を払い、感謝する気持ち。
すでに有り余るほどの頂き物、賜物を、ギフトを渡されていることに自分自身が気付き、感謝し、それらをすべて駆使して人のために役立つ時に、私たちは本当の幸せを感じる、と言われています。
無いことばかりを嘆き、人をうらやみ、自分を責め、自暴自棄に生きていませんか？
既に、自分が内面に持っているものでしか、
自分を幸せにできません。
誰かを幸せにすることもできません。
ヨガ哲学においては「サントーシャ（知足）」
老子や禅においても説かれる「足るを知る」
①「無いもの」「不足しているもの」に注目し嘆き苦しむ人生。
②「足りてるもの」「すでにあるもの」に注目し感謝をし、それらを世のため人のため、巡り巡って自分のために用いる人生。
あなたは、どちらの生き方を生きていますか？
本カレッジは、カウンセラーを目指す方もそうでない方にも開かれた場でありたいと思っております。ぜひ、ご自身のために！
お目にかかれること楽しみにしております。
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