本日午後は東京QOLカウンセラーカレッジの上級コース♪
オンラインde上級コースⅢ-05『高齢者の心理』後半をオンラインZoomにて。
高齢になればなるほど「喪失体験」が増えていきます。それは配偶者との死別以外にも友人知人兄弟姉妹や同世代の著名人の死、退職や子の自立、子の結婚、各種活動からの引退 、馴染みの物やお店がなくなる、自分自身の身体機能や脳機能のや、やる気や意欲、情熱の低下など、
中には喜ばしいライフイベントもあるかもしれませんし、
大役からの引退などはホッと安堵することであるかもしれませんが、
それと同時に緊張感の喪失も味わっているのです。
本講座では高齢者ケアに欠かせないグリーフケア、 喪の仕事 /喪の作業についても触れましたが
通常のカウンセリングと同じようにその時その時の悲しみや苦しみの感情を感じ、しっかりと出し、自分で認めること、これらは、決して「省略は出来ないプロセス」です。
しっかりと「悲しむこと」などの負の感情から逃げ出さないこと。
私たちカウンセラーは人々が死や愛着対象を失ったことに直面した時にたどる心理的プロセスを充分に理解し、その時その時のクライエントの気持ちにただただ寄り添います 。
「居る・聴く・待つ」に加え、 クライエントの あらゆる感情がそのまま出やすくなるようただただ 心を寄せるのです。
その際のご法度として
①励ましや激励②悲しみ比べ③気休めの同意④回復の早さを褒める⑤性急に前進することをすすめる
⑥聞き手の気持ちを優先する⑦聞き手の考えを押し付けるなどがあります。
これらにはカウンセラーとしての必要不可欠な基本姿勢が全て詰まっています。
カウンセラーにとって、欠かせない姿勢、マインド、態度、実質的対応の際の最低限のスキルです。
これからも日々トレーニングを積み重ね、ご一緒にしっかりと身に付けて参りましょう。
本カレッジは、カウンセラーを目指す方もそうでない方にも開かれた場でありたいと思っております。
ぜひ、ご自身のために!
お目にかかれること楽しみにしております。
【お問い合わせ】
メールtokyoqolcounselor@gmail.com
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