【東京QOLカウンセラーカレッジ】 オンラインde上級講座Ⅲ-07『カウンセリングの現場より　事例サンプルから学ぶ②』

本日午後は東京QOLカウンセラーカレッジの上級コース♪『Ⅲ-07 カウンセリングの現場より　事例サンプルから学ぶ②』

 

本講座では今後の学びを深めるため、ご自分だったらどんなカウンセリングを行うかの想像をしながら。

本日はいくつかの事例を組み合わせた架空のケース4例を紹介させていただきました。

 

正義感が強いがために不登校になることも多々あること、

電話カウンセリングの事例ではその土地の特有さ等についても加味した上でのカウンセリングポイント、

子どものシグナルから父親が自身の生き方をリニューアルされ父子カウンセリングの事例、

産後特有の事例について。

 

誰もが皆、エネルギーが低い時には、好きな事は出来るのだけれど、あまり好きではない事は出来なくなってしまう習性を持っています。

また、好きな事を選び、好きな事に注力しているとしても、そこにも大変な側面があるのです。

すなわち物事には常に陽な側面と陰な側面の両面性があります。

100%の完全楽園もなく、全く悩むことのない人生はない、ということです。

悩みと共存していくのは当たり前の事、と腹をくくる覚悟。

その都度その都度、真剣に考え、悩みながらの選択の連続で自分自身の人生を作っていくのです。

 

また、私たちカウンセラーは物事の見方は1点からのみでなく、

あちらから、こちらかの見方があることをその方のペースに合わせて、その方の心に届くようなアプローチで伝えさせていただくこともあります。

私たちカウンセラーが様々な物事の見方ができる事が大切なことです。

 

自身が後悔しない選択の大切さを体感していただきながら

自分自身で選択するチカラが身についていくよう

私たちカウンセラーはしっかりとサポートしていくのです。

 

 

 

前回の繰り返しになりますが

新しいものの見方、新しい価値観を得るなどの自己回復の前に必要な事は、これでもか、と自分で納得するまで、語り、話し、感情も出し、話しながら整理すること。

その過程の中で当たり前と見過ごしてきたあらゆることをカウンセラーに認められ、時に褒められ、心理的支援を受けながら、囚われていたことから離れ、放たれることが可能になっていきます。

 

心の羽をしっかりと休め、癒され、心のエネルギーをチャージする。

そのためには、ありのままの感情を聴いてもらって、共感してもらって、認められ、褒められること。

それと並行して新しい物の見方や新しい価値観をご一緒にシェアしていくことで

自然に新しい自分、あるいは自己回復がなされていきます。

 

これらの丁寧なプロセスを得て、丁寧にメンテナンスをすることで、

その方が本来持っている力が出てくるのです。