【東京QOLカウンセラーカレッジ】 オンラインde上級講座『Ⅲ-09 グループカウンセリングとは』前半

本日午後は東京QOLカウンセラーカレッジの上級コース♪『Ⅲ-09 グループカウンセリングとは』前半でした。

 

グループカウンセリングをファシリテートするには、個別カウンセリングと同等のかなりの高いスキルが必要と日々感じています。

 

その日その日の参加者ひとり一人の気持ちを丁寧に読み取りつつ、各人が心地よく満足を感じられる時間に創り上げていきます。

 

 

非構成エンカウンターグループの際は、

どんな話題が出るか、毎回判らないライブです。

 

カウンセラーは感受性の豊かさがあることも大切なことですが

どんな話が出てもロジカルに理解できる幅広い知識と冷静さ、客観的な視野も必要です。

 

カウンセリングの現場では

たくさんの受容、たっぷりの共感ももちろん大切ですが、

しっかりと相手の話のタイミングに合わせ、待つこと、沈黙も愛すること。

そして、話の流れによっては、カウンセリングに基づいた、

その人にストンと落ちる

その方が困っていらっしゃる物事の構造の解説や

リフレーミングなどをすることもあります。

 

 

グループカウンセリングの醍醐味は

人に認められながら共感されながらの環境下で

『話す』というデトックスを体験できることです。

これは体験した方でなければ感じられないカタルシス効果があります。

 

そして、皆さんどうしても

この世で自分だけが悩んでいると思い込んでいる傾向がとても強いのですが

他者もそれぞれの悩みや課題があることを知るだけで

少し肩の力が抜けたり、

孤立感、孤独感から解放されたり。

 

あるいは

他のメンバーさんの心理的支援をすることで

自分自身を深く振り返る貴重なきっかけになったり、

支えていたら自分自身が元気になったり。

 

 

グループカウンセリングは

心理的情緒的に安心安全な基地があることによって心のエネルギーが上がる体験の場です。

 

支えてもらう、頼ってもいいのだ、という受援力の強化となる経験が積めることです。

また、支える、頼られる、という経験も積めるのです。

 

 

講座後のフリートークの場では

アドバイスをされる不快感の話や

子どもにアドバイスをする方がいいのかについても深く語り合うことができました。