【東京QOLカウンセラーカレッジ】2期生の初級コース⑩『境界線（初級）』でした♪

Fri., Feb 4th, 2022

本日の午後は

東京QOLカウンセラーカレッジ主催

2021年10月スタート

初級コース2期生の第10回目でした♪

  

テーマは 『境界線(初級)』でした。

 

『境界線』と聞くと皆さまは何を想起しますか？

家の境界線や国境、などかと思います。

カウンセリングにおいては

心における境界線のこととなります。

境界線は英語ではバウンダリング（Bounding）。

心の境界線は目に見えないものであり、

だからこそ、難しいものでもあります。

しかし、人生において心の境界線はとてもとても大切なものです。

 

境界線をどう引くか？

ここがポイントになります。

あなた自身が、何かしらの事象に対して、

「え？」と思ったり、「なんか嫌だな」、「不快」と感じたことに対して、

何もなかったこととして抑圧したり抑制して素通りしない、ということが大切です。

 

これは、相手にすぐに文句を言う、などの具体的な行動のことではなく、

 

何かしらの対外的な行動を取る取らない前に

1.

自分自身の内側で『なんだか不快だ』という感情がわいたことに気付き、

2.

自分自身の内側で『なんだか不快だ』と感じたことを認め、

 

3.

それをまず自分の言葉で自分に対して『あれは、わたし、不快に感じたな』と、言葉にすることです。

 

これらの3ステップを踏んだうえで…

さぁ、どうするか？

は次のステップとなります。

 

4.
相手が居る場合は「不快を感じました」を伝えるか伝えないかの選択の必要があります。

伝える場合と、伝えない場合の、プラスとマイナスをそれぞれ考え、決断をするのです。

リスクとリターンを考えるための自分と自分の作戦会議です。自己対話です。

 

5.
伝える場合はTPOに合わせた伝え方を『熟考』します。

ここが大切です！！！
同じことでも、『どう伝えるか？』が大切です！！！

伝えた後に生じるであろう様々なことを想像しつつ、

伝えた後の自身の感情も、

様々な展開も引き受ける、
というどんな事象に展開しても真摯に対応します、という覚悟が必要です。

 

 

また、

伝えない場合は『伝えない』という選択をした後の感情も展開も引き受ける、という覚悟が必要です。

例えば、NOと言わなかった場合の後の「やっぱり言えばよかったーーー」という後悔も自分が選択した結果なので引き受ける、ということです。

あるいは、NOと言わなかった場合に「ま、いっかーーー」と思えればそれはNOと言わなくても良かった、と自分自身が納得していれば気持ちはそんなに傷まないかと思います。

 

自分自身が自分自身の感情や気持ちに正直でいること。

ここも大切です！！！

 

 

NOは早めに、小さなうちに、わかりやすく、負の感情的にならずに伝えることが大切です。

 

尚、

自分自身での心のメンテナンス、心の管理が難しい時は専門家（医師や心理士、カウンセラーなど）を頼ることもとても大切なことです。

 

今日も色々なお話をしながら(*^-^*)

充実の3時間でした♪

次回は、初級コース振返りのお茶会となります(*^-^*)☕🍩☕