024/4/12(金)
東京QOLカウンセラーカレッジ主催
本日より、新たに始まりました新講座
【毎月第2金曜】
『カウンセラーの見方を養う講座』
受講対象者は
当カレッジ認定心理カウンセラーまたは心理カウンセラーや相談業務経験者など当団体が受講を認めさせていただきました方限定とさせていただいております。
皆様のご参加動機は
カウンセラーとして忘れてはならないあれこれを学べる場に身を置き続けたい、
そして、カウンセラーとしての見方を養いたい、という主体性のある方ばかりでした。
カウンセラーに求められる人間性を深めるため
本日は受講者さんからのご提案いただきました書籍
『ライフ・レッスン』 (角川文庫) 文庫
エリザベス・キューブラー・ロス (著), デヴィッド・ケスラー (著)
を講座内にて使用いたしました。
各自、事前に第1章をお読みいただき、ご自身の心が動いた箇所を皆さまとシェア。
本書で最も伝えたいであろう、
自分と自分の折り合いをつけるということ、
自分で自分に納得するということ、
自身の内なる否定性の存在をみとめることは人間に必須の条件であるということ、
そして、物事にはプラスとマイナスがあるというごく当たり前の真実、
自分という『パイ』を少しずつ自分の意思で愛を持って渡し続ける先にある満足の有る死について…
などが受け入れ難かったり、
上記のようなことに悩み苦しんでいる方がカウンセリングにいらっしゃるのではないか、
という気付きも得ながら、カウンセラーという役割から離れた個人としてもしっかりと心のフィルターを通し、闊達に心で感じたことを語り合いました。
後半は事例検討①を。
後半も、皆さんが感じたことを自由に述べあい、お互いの学びを深め合いました。
今回は初回という事もあり
カウンセリングを行う前の大前提として
なんでもかんでも心や精神の課題とせず、
またカウンセリングの範疇と決めつけず、
しっかりと器質的疾病などが隠されていないかを常に念頭に置きながらクライエントさんと向き合う大切さをお伝えさせていただきました。
我々カウンセラーは依頼があったからといって全てお引き受けすることはなく医療受診をおすすめすることや他専門機関へ、とリファーすることもあります。
それはクライエントにとっての真の意味での有益性を確保するためです。
カウンセラーは自分の能力以上のクライエントを引き受けることはクライエントにとって害になることもあります。
これはカウンセラーとして最も留意しておくべき点と言っても過言ではないカウンセリング倫理の1つです。
初めましての方同士、また、どのような内容の講座になるのかご緊張された方もいらしたと思いますが
皆さま真摯に、熱心にご参加くださりましたこと心より感謝申し上げます。
また、本カレッジは、カウンセラーを目指す方もそうでない方にも開かれた場でありたいと思っておりますので支援者以外の方、またはあらゆる役割から解き放たれてご自身の事について語りたい方、個人としてのご自分と向き合いたい方は、ぜひ第4金曜午後の『グループカウンセリング勉強会』へ、と思いますのでご遠慮なくお問合せくださいませ。
【お問い合わせ】
メールtokyoqolcounselor@gmail.com
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東京QOLカウンセラーカレッジ
ホームページ:https://tokyoqolcounselorcollege.jimdofree.com
メールアドレス:tokyoqolcounselor@gmail.com
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