024/6/14(金)
東京QOLカウンセラーカレッジ主催
本日は 【毎月第2金曜】
『カウンセラーの見方を養う講座』
受講対象者は
当カレッジ認定心理カウンセラーまたは心理カウンセラーや相談業務経験者など当団体が受講を認めさせていただきました方限定とさせていただいております。
本日も カウンセラーに求められる人間性を深めるため
受講者さんからのご提案いただきました書籍
『ライフ・レッスン』 (角川文庫) 文庫
エリザベス・キューブラー・ロス (著), デヴィッド・ケスラー (著)
を講座内にて使用いたしました。
各自、事前に第3章をお読みいただき、ご自身の心が動いた箇所を皆さまとシェア。
参加者の方で進行役を担ってくださる方ともお打ち合わせをする中で気付いたことは
第三章は特にですが同じ書籍を皆が読んできても感じる内容は人それぞれで、
ある種、繊細なまでに著者の言葉をそのままに共有しながらでないと…
なかなかレジュメを起こすのは大変ですね…
のお話になり今回はあえてレジュメなしとなりました。
その結果、皆さんが本を片手に
ページごとに区切り、ゆっくりと深い感想やそこから派生する皆さんの人生観であったり現実にあったお話等を思いのままに語る時間となり、これはこれでとても善き時間だったな、と感じております。
意訳となってしまいますが
人生はいつが最後になるかわからないこと。
人間関係は人生のレッスンを学ぶ最高の機会をあたえてくれるもの。
「人間関係」とは、出会う全ての人との関係のこと。親しい人だけとは限らないということ。
それぞれの関係にどれだけの愛を注ぐかどうか、それを選択するのはあなた、ということ。
いつも分母は自分であるということ。
例えば「いつか白馬に乗った王子様が…」といったおとぎ話の思考は“相手任せ”にする傾向を助長するということ。
愛とは誰かとのLOVEだけではないということ。
代理ミュンヒハウゼン症候群のように自分をごまかすために非常事態的に短期間だけ熱中して人に尽くすというパターンや自分を安定させるためにその状況状態を利用してしまう心理のおろかさ。本当の愛は日常の淡々とした一見すると何の変化もない華もない当たり前の中に溢れているのだという気付き。
「教訓を学ぶ時期が来たら、師が現れる」(p94,12)
「ありのままのあなたでいながら、愛される価値のある人間」(p.95,L3)
「ただあなたであるというだけで、とくべつな人」(p.95,L7)
「あなたは世界にとって唯一無二の尊い贈り物」(p.95,L9)
「あなたの人生そのものと恋におちればいいのだ」(p.95,後ろからL4)
後半は事例検討③を。
後半も、皆さんが感じたことを自由に述べあい、お互いの学びを深め合いました。
約3年間続いたコロナのパンデミックは終焉を迎え、皆が元の生活や行動様式に戻っていく中、
異様なまでに世界がピタッと止まったコロナに対する不安を起点に様々なハイエモーショナルな内面での出来事が積み重なったり、また、その年齢の時に体験体感するものが得られなかった経験等により
今も尚、その影響を受けている方がいらっしゃります。
カウンセラーは一生勉強を続けていく活動です。
そして、自分の物の見方、他者の見方、自分自身の見方もやわらかくし続けること。
そのためには、こういった事例検討で幅広い捉え方をディスカッションする場に身を置き続けることが大切ですね。
本カレッジは、カウンセラーを目指す方もそうでない方にも開かれた場でありたいと思っておりますので支援者以外の方、またはあらゆる役割から解き放たれてご自身の事について語りたい方、個人としてのご自分と向き合いたい方は、ぜひ第4金曜午後の『グループカウンセリング勉強会』へ、と思いますのでご遠慮なくお問合せくださいませ。
【お問い合わせ】
メールtokyoqolcounselor@gmail.com
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東京QOLカウンセラーカレッジ
ホームページ:https://tokyoqolcounselorcollege.jimdofree.com
メールアドレス:tokyoqolcounselor@gmail.com
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