【毎月第2金曜】オンラインde『カウンセラーの見方を養う』講座4回目

024/7/12(金) 

東京QOLカウンセラーカレッジ主催 

 

本日は 【毎月第2金曜】

『カウンセラーの見方を養う講座』

受講対象者は

当カレッジ認定心理カウンセラーまたは心理カウンセラーや相談業務経験者など当団体が受講を認めさせていただきました方限定とさせていただいております。

 

本日も カウンセラーに求められる人間性を深めるため

受講者さんからのご提案いただきました書籍

『ライフ・レッスン』 (角川文庫) 文庫 

エリザベス・キューブラー・ロス (著), デヴィッド・ケスラー (著)

を講座内にて使用いたしました。

各自、事前に第3章後半をお読みいただき、ご自身の心が動いた箇所を皆さまとシェア。

 

個人的感想となってしまいますが

  • 「鏡像関係」、「互いに逆の立場から同じ問題を共有」の箇所より「共依存」「イネイブラー」「偽解決」「円環的因果律」をイメージしました
  • 「それぞれに相手に問題があると思い込んでいること」の箇所よりカウンセラーが通訳的にそこに居るだけで問題が解決してしまうこともあるということを思い出していました
  • 「実はお互いが完全な存在」≒人はそれぞれの凸凹があって完全な存在。その凸凹で互いを補完し合う関係になれたらいいですね
  • 「親密な関係にある相手が誰よりも気に入らない存在になるということはよくある」そして「しばし最高の師になりうる」の箇所、親子関係やきょうだい関係や夫婦関係、親戚関係等なかなか切れない縁の人が最高の師となりうる…その辺りの人間関係のわずらわしさからか現代人は段々と家族の縁が薄くなってきている気もしますね
  • 「他者が変わったら幸せになれると思っている人が多いが他者を変えようとしてはいけない、そもそも変えることをしてはいけない、自分と同じように相手にも自由があるのだから」といった箇所、その通りですね😅
  • 「相手が自分の望むような人間ではないからといってその相手が『だめ』だというわけでもない。あらゆる関係は互恵的な関係であり、自己を相手に投影する関係である」の箇所、ほぉ~~~、なるほどですね。分母は自分ですものね。
  • 「もし相手との関係に飽きたのならば相手に自分が飽きられたこと」的な箇所、深いですね~ドキッとしますね
  • 「問題は常にあなた(私)にある」≒問題解決は相手次第ではなく自分で解決できるということ❣
  • 「自分で支配できる唯一の相手は自分である」、くぅ~~~その通り!
  • 「愛の再定義が必要」…愛を、多大な犠牲を払うもの、支配、操作、憎しみ、などではなく「愛とは得がたい価値のある人、無限の愛に値する人として相手に接すること」
  • 「どうして枯れた井戸に戻るのか」「金物屋でミルクを探すようなこと」をしていませんか?
  • 自分のルールブックを書き換えればいい
  • 「自分がおかしいとおもうことをについて相手と対決するのは、なにもわるいことではない」、その通り!表現の仕方には多少の工夫は必要ですが自分の考えや気持ちを感情を自分で大切にする。それは自分を大切にすること。人権平等にも繋がり自己表現は自由でもある!
  • ただし、期待を持った対決は『操作』になるのでご注意を
  • 「毎日をいらいらしながら暮らしている人は、『こうあるべきだ』というイメージを持っている人」≒認知行動療法の「べき論」「完全主義」に通じますね
  • 「傷付けた相手に『痛い!』といって、不快な感情を手放すことを学ばなければならない。」≒そうせずに、関係のない弱者に当たり散らしたり、自分独りで悔しがったりすることは不健康ですものね
  • 「本書では完結し、成功した関係」という表現箇所がありますが、誰かとの関係が一見すると終わったように見えても、たとえ決別したとしても、そこには様々な出来事を共有したこと、喜怒哀楽様々な心の交流があり、そこに至るまでのプロセスもあり、色々な想い出が残っている、胸の中には残っている、と思うのです
  • 「人間関係にまちがいというものはない」先入観を手放して…「わたしたちのために創造された不可思議な愛をみつけるために、そのような限界を乗り越えるのだ」≒この箇所からカールロジャーズの「今、ここ」「無条件の肯定的配慮」を感じました

後半は事例検討③の続きを。

独りの見方や見立てではなく、あえて、あらゆる角度から考えてみる。

1つの意見にまとまらないよう、あえて、異なる見方も臆せずに発信しあう。

自分と異なる見方を知り得た時、受容と共感で受け止めることもカウンセラーにとっての訓練でもあります。

 

カウンセラーは一生勉強を続けていく活動です。

そして、自分の物の見方、他者の見方、自分自身の見方もやわらかくし続けること。

そのためには、こういった事例検討で幅広い捉え方をディスカッションする場に身を置き続けることが大切だな、と常日頃、痛感しております。

また来月もよろしくお願い致します。

 

本カレッジは、カウンセラーを目指す方もそうでない方にも開かれた場でありたいと思っておりますので支援者以外の方、またはあらゆる役割から解き放たれてご自身の事について語りたい方、個人としてのご自分と向き合いたい方は、ぜひ第4金曜午後の『グループカウンセリング勉強会』へ、と思いますのでご遠慮なくお問合せくださいませ。 

 

  【お問い合わせ】
メールtokyoqolcounselor@gmail.com

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