【毎月第2金曜】オンラインde『カウンセラーの見方を養う』講座7回目

2024/10/11(金) 

東京QOLカウンセラーカレッジ主催 

 

本日は 【毎月第2金曜】

『カウンセラーの見方を養う講座』

受講対象者は

当カレッジ認定心理カウンセラーまたは心理カウンセラーや相談業務経験者など当団体が受講を認めさせていただきました方限定とさせていただいております。

 

本日も カウンセラーに求められる人間性を深めるため

受講者さんからのご提案いただきました書籍

『ライフ・レッスン』 (角川文庫) 文庫 

エリザベス・キューブラー・ロス (著), デヴィッド・ケスラー (著)

を講座内にて使用いたしました。

各自、事前に前回からの続き、第4章「喪失のレッスン」をお読みいただき、ご自身の心が動いた箇所を皆さまとシェア。

 

p.128以降からとなりましたが

前回に引き続き、キューブラー・ロスの喪失の5段階モデルをさらに深く。

人それぞれの受け止り方や解釈を拝聴させていただくことは本当に勉強になるな~

と、しみじみ感じております。

●主体的と利己的の違い

●当時の気持ちを改めて聴きあうこともステキだな~

●拒絶(否認・否定・抑圧・解離等)によって心を守ることも必要な時がある

●選択する力≒生きる力なのかもしれません

●相手の自立・自律・主体性を育むために選択権を渡す際、迷う気持ちにも共感しながら、下支えしながら選択権を渡し続けるサポート力

●ファシリテーターの役割を確認しながら
(EX:グループトークが、もし、本題から逸れてきたら元に戻すことの大切さ)

(EX:たくさんお話される方の要点を明確にし、1点1点を皆と共有することの大切さ)などなど。
ファシリテーションを実際にやってみないと、力はつきません。
本日もファシリテーターに挑戦してくださったAさんに心より感謝いたします❣
●クライエントがどんな感情を出しても平らかに受け止める力を。
●CG内では世間的な常識や良識からメッチャ外れていてもいいんです!
人の感情や気持ちは自由!
と、CO自身が心から思えるか?が課題かも、

などなど。

書ききれない程に『ライフ・レッスン』から心が動く様々なお話を。

 

 

後半は事例検討④の続き第3回を。

クライエントの

「しんどい」「まずい」「疲弊」といった言葉こそ、

表面的な捉え方でわかった風に流さない大切さを皆で痛感し合いました。

『訊いて』みないとわからないことだらけです。

その上で、『聴く』んですね。

しんどいのはいつからか、どんな風にしんどいのか、今までどんな対応で乗り切ろうとしていたのか、ひょっとしたら相談相手になってくれる人はいそうか、当たり障りのない関係とは具体的にはどんな?逆に当たり障りのある関係とはあなたにとってはどんな…

などなど、かも、しれません。

 

CLが思わず、自身の状態や気持ちや感情を話したくなってしまう、リズム、も大切なのだと思います。

 

COとCLの合う合わない問題もあるかもしれませんが(*^-^*)

 

前回と同様

「あれ?それってどういうことだろうか~?」
と想像しながら確認していくことが大切。

「例えばどのような時にそれが生じることが多いのですか~?」

「その時〇〇さんはどのようになさることが多いのですか~?」
「具体的にはどういうことが起こったのですか~?」

「それはいつからですか~?」

「△△とは〇〇さんにとってどういったことなのですか~?」

と、COの勝手な決めつけや想像ではなく、CLが見ている景色を教えてもらう。

その後にCLの内観や気付きや直面化などが広がっていく。

どうぞ、受容や承認の後ろに素朴な疑問や確認や質問等を

CO自身が等身大で自己一致しながら言葉にしていってください。

 

カウンセラーは一生勉強を続けていく活動です。

そして、自分の物の見方、他者の見方、自分自身の見方もやわらかくし続けること。

そのためには、こういった事例検討で幅広い捉え方をディスカッションする場に身を置き続けることが大切だな、と常日頃、痛感しております。

また来月もよろしくお願い致します。

 

024/8/9(金) 

東京QOLカウンセラーカレッジ主催 

 

本日は 【毎月第2金曜】

『カウンセラーの見方を養う講座』

受講対象者は

当カレッジ認定心理カウンセラーまたは心理カウンセラーや相談業務経験者など当団体が受講を認めさせていただきました方限定とさせていただいております。

 

本日も カウンセラーに求められる人間性を深めるため

受講者さんからのご提案いただきました書籍

『ライフ・レッスン』 (角川文庫) 文庫 

エリザベス・キューブラー・ロス (著), デヴィッド・ケスラー (著)

を講座内にて使用いたしました。

各自、事前に第4章「喪失のレッスン」をお読みいただき、ご自身の心が動いた箇所を皆さまとシェア。

 

p.122までとなりましたが

とても有名なキューブラー・ロスのあらゆる喪失(死や身近な失くし物やあらゆる事象等の喪失)の受容過程(悲しみの5段階モデル)を、否認・怒り・取引・抑うつ・受容の5段階にモデル化したものの記載もあり、非常に深い内容の箇所です。(著書「死ぬ瞬間」の中でも提唱)

 

心に残ったほんの一部の抜粋を…

  • いずれすべてのものを失う
  • 愛する人でさえ、じつは借り物
  • 永久不変のものをみつけることは不可能
  • 時間がすべてを癒す
  • 死とはたんに肉体をぬぎすてることでしかなかったという気付きである

などなど。

 

後半は事例検討④を。

独りの見方や見立てではなく、あえて、あらゆる角度から考えてみる。

1つの意見にまとまらないよう、あえて、異なる見方も臆せずに発信しあう。

自分と異なる見方を知り得た時、受容と共感で受け止めることもカウンセラーにとっての訓練でもあります。

 

カウンセラーは一生勉強を続けていく活動です。

そして、自分の物の見方、他者の見方、自分自身の見方もやわらかくし続けること。

そのためには、こういった事例検討で幅広い捉え方をディスカッションする場に身を置き続けることが大切だな、と常日頃、痛感しております。

また来月もよろしくお願い致します。

 

本カレッジは、カウンセラーを目指す方もそうでない方にも開かれた場でありたいと思っておりますので支援者以外の方、またはあらゆる役割から解き放たれてご自身の事について語りたい方、個人としてのご自分と向き合いたい方は、ぜひ第4金曜午後の『グループカウンセリング勉強会』へ、と思いますのでご遠慮なくお問合せくださいませ。 

 

  【お問い合わせ】
メールtokyoqolcounselor@gmail.com

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