【東京QOLカウンセラーカレッジ】ロールプレイ専門コース⑧自己回復-2

本日午後は東京QOLカウンセラーカレッジの

ロールプレイ専門コース第8回目。

 

今週は受講生の皆さまにカウンセラー役とクライエント役を行っていただきました。

 

カウンセラー役の方が自分が話したいことをしっかりと拾ってくださり、気付いたら気持ちが乗ってきてあっという間に流れるように心地良く時間が過ぎました、というクライエント役体験を語ってくださる方も。

 

あたたかく包み込まれているような声色、トーン、声の出し方がとってもステキな方も。

 

言葉がなかなか出なくてフラストレーションがたまる方。

固まってしまい、何をどうしたらいいのか…を体感される方。

 

出来なかった、という経験を勝る経験はありません。

皆さん、苦しいかもしれませんが、今、まさに深い学びを行っている時です！

逃げ出さずに、素晴らしいです！！！

 

クライエントさんへは何がどう響くかは判りませんので

カウンセラーはしっかりとクライエントさんの表情や仕草、雰囲気を見て、丁寧に言葉でも確認することも大切ですね。

 

再来週は早いものでRPテストとなります。

とにかく下記の基本的なところだけに集中してみてください。

1.傾聴時の相槌や反応は相手にあなたの心の声、感情、お気持ちをしっかりと味方になって共感しながら聴いてますよ～が伝わるように

2.クライエントさんの全てを全肯定の視点からリフレーミングし、素敵な所、頑張られてきた点等をあたたかなポジティブな言葉でたっぷり伝えて

3.未来の願望は明るく膨らむように一気に！！！

4.心理説明は簡潔に判りやすく例えを出しながら体感していただきながら

5.強力なエネルギーチャージができて、ついつい明るい希望が持てるようなカウンセリングを…

と、書くのは簡単ですが…

 

RPコースを行ってみて強く感じている事は

つくづく、カウンセラー自身が

自分の気持ちや考えや意見を誰かにたっぷりと肯定的に受容共感された経験が不可欠なのだなぁ、ということです。

 

それらの経験があることで、

ようやく自分と自分の関係が揺るぎないものになり、

自己理解・自己受容・自己洞察、そして日々の自己対話が充実し、

『私は～』から始まる私語りをいちいち分別なくすることがなくても

フラストレーションがたまらないのだと思います。

 

ただ、

大人になると、自分の気持ちや考えや意見に誰かが常に全肯定で受容共感しながら傾聴してくれる時間や機会は殆どないと思います。

 

ですので自分自身が自分自身の気持ちや考え、感情を深く理解していればいい。

言い換えれば、

誰か他者からの承認や理解や評価等がなくても不安定にならない

揺らぎない自己肯定感があるか、ということです。

 

また、自己肯定感が既にある方であっても

カウンセラーを目指す人でも目指している人でも

既にカウンセラーの方であっても

「今、誰か専門家に聴いてもらった方がいいな。個人カウンセリングを受けた方がいいな」

という時を感じられる人でありたいな、いてほしいな、と思っています。

 

 

本日も皆さん、真摯に、真剣に、挑戦してくださりましたことに心より感謝申し上げながら… また次週、お目にかかれること楽しみにしております♪